土曜日, 6月 17, 2006

お城の前の悲劇の石

ストックホルムからグリップスホルム城に気軽にドライブできます。

1537年からのグスタヴ・ヴァーサ国王のお城です。
今は昔からの絵のコレクションがあります。お勧めの観光スポット!

外の綺麗な庭に花やハーブが数多くあります。
昔の王様のお城だったので花の冠までもあります。

お城6道の途中にこんな景色になっています。
この静かで平和的な場所に悲劇が描かれているのは意外なことですね。
真ん中に見える石はバイキング時代からのRunsten(リューンステーン)。約千年前にこんなことが刻まれました。
Tola lät resa denna sten efter sin son Harald, Ingvars broder. De for manligen fjärran efter guld och österut gav örnen (föda), dog söderut i Särkland.
「トーラが息子のハーラルド(イングヴァルの兄)のためにこの石を立たせた。彼らは男らしく金を探しに遠く東へ行って、わしに餌をやって、南のセルクランドで死んだ」

「わしに餌をやる」というのは戦いで人を殺すということを意味しているといわれています。セルクランドとはバイキング人の言葉でイスラム領域のこと(セルクとは「長い服」)。つまり、トーラの息子達はスウェーデンから船に乗って地中海やカスピ海のどこかの国で戦って死んだという悲劇的な冒険。

映画のストーリーになりそうな話。

誰が主役になるかな。


2 件のコメント:

  1. はじめまして、こんにちは^^
    あたしは現在カナダに住んでますが、
    大阪出身のMiyuです。
    スウェーデンには去年旅行で行って、
    また絶対行くぞー!!!と思ってます。
    オリバー、めっちゃかわいいですねぇ♪

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  2. 今晩は。
    コメントありがとう!
    カナダっていいな。行ってみたいです。気候はスウェーデンと同じですけど・・・
    シェアーハウスって大変でしょう。
    負けずに頑張ってね!

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